One team Japan for Olympic

こんな感じで この連休がコアな機関で、この1週間で オリンピックの開催が決定するといっても過言ではないだろう。 一番、感染防止になるのは 出歩かないということだ。 子供のいる家庭はなおさら。 高齢者の方も同じく。 そしていったん症状が出始めたら 検査機関の受診です。 その際、自分の行動経路、パターンを日記のように残す必要もあると思う。 なんでこんなに人が出ているのか?と思うほどに 出ている。 コンサートなど 興行主はいろいろなしがらみで中止にできない場合もあるだろう。 しかし いったんそこが感染源になったら洗い出しは難しくなる。 この3連休のあと4日間は様子見が一番です。 あと、 海外の日本へのクレームに近いことが書かれているが 明日は我が身です。 人間の移動がある限り、 感染源は広がっていく。 日本が理由でオリンピックの開催ができないということだけは避けようではないか? 昨年の ラグビーのように、一丸となった行動を今やるべきです。 わざとらしい咳はやめよう。 トラブルを起こすのではなく、 みんなでうつさない、うつらない、努力はするべきです。 もし今家族が感染していなかったら、家庭が一番安全なのです。 高齢者、あと近場の移動者の人のマスクをしていない比率が高すぎる。 電車の中では防護マスクも出始めている。 さらに毎日自分の体温を測るべき。 そうして体調の日記をつけて行動記録をつけよう。

映画「糸」予告編 予想以上に面白そう

映画「糸」予告編 予想以上に面白そう 公式サイトはここ https://ito-movie.jp/ 予告編はここ  予告編を見て、うん、これ面白いかもしれない、と思ってしまった。 今回のツアーでも歌うこの曲。 そういえば こんな状況でも中止をアナウンスしていない中島みゆきさんに感謝 ツアー公式サイトはここ https://www.miyuki.jp/files/34/y10/tour-2020/?ima=0650 4月のNHKホールって、観客にこの映画の人いそうな感じがするのが怖いね。 映画に戻って、 いいとこどりなんでしょうが 監督誰なんだ?とおもったら瀬々監督。 当たりはずれがでかいからなあ、と思いつつも 予告編の歌がやけにいいのでご紹介。 この映画が良かったら 中島みゆきのツアーもトライしてみるべきです。 もう少し 違う角度かもしれないが 一人の女性シンガーの渾身の人生の詰まったライブです。 さてと両方行くのもありかという紹介まで。

アリーナコジョカル「ドリームプロジェクト」 at オーチャードホール

アリーナコジョカル「ドリームプロジェクト」 at オーチャードホール 公式サイトはここ https://www.nbs.or.jp/stages/2020/cojocaru/index.html  初回のメンバーもかなり残って 今が旬とは言えないけど、まあ名前の通った方々が集まってきてくれた、という感じです。 「バレエ・インペリアル」 「ドン・キホーテ ディヴェルティスマン」 一番初めのコジョカルガラもこれが売りでしたよね。そして ローズアダージョがあったと思う。 まあお祭りです。 ここまでは行く前にまとめていた内容 さてと 感想はこちら 私はキャスト変更を知らないで出かけました。 まあ、こういう時は会場の張り紙を見て唖然とするものです。 実際にここまでするか?と思ったものでした。 しかし、初めにコジョカルが出てきて 謝罪のコメントを自ら話してくれたので 気分的には楽になりました。 やはり本人が出てくるというのが一番しっくりときます。 あと ソーモアが来ないということについては 慣れているので、そんなものだろうなと。 さてと総論から。 公演にオケもついていてガラコンなんで途中から 少し 世界バレエフェスの雰囲気になりました。 そういえば 次回くらいから世界バレエフェスもメンバー変わるようなあとか コジョカルのガラも初回のガラは良かったなあ、といろいろと考えながらも バレエの世界に入り込めました。 ですから、今回の公演は成功したんだと思います。 まあ、オケ付で海賊とドン・キホーテがあれば 祭りになりますよねえ。至極当然。 ただ、ドン・キホーテに関しては初回のガラの方が良かった。 あれも直前に購入したけど、個人的に満足できる席がNBSにあって すごく楽しかった記憶があります。場所もゆうぽうとでしたから 懐かしさいっぱい残っております。 個人的な思い出はともかく、 まあ、演目ごとに感想を。 「バレエ・インペリアル」 バランシンから。 そういえば冒頭のコジョカルのコメントの中でも 今回の変更に尽力してくれた方々の中に バランシン財団があったので、 振付などの指導があったのかな?と思いました。 内容は バランシンの真骨頂と思えるような リズミカルで、連続性のある踊りで 東京バレエ団のメンバーもしっくりと、そしてしっかりと踊っておりました。 さてと 交代メンバーのヤスミン・ナグディはは、初見でしたが、実にしっかりと踊っていた。 ここで興味は尽きないのですが 彼女はいつの時点でオファーされたのでしょう? 3日発表で、それまで踊れるダンサーを探していたのか?演目変更を考えていたのか この辺は興味が尽きない。さらに来日したのはいつなのかとか、、、、。エンドレスなことを考えながら 踊りも同じようにエンドレスなように進行しました。 実に代役として合格だなあ、と思ったものです。 しかし この後 「マノン」でコジョカルの踊りを見るまでは、です。 コジョカルに対して なんというか、オーラまで出ているすごいダンサーになったんだなあ、と「マノン」を見ながらも 感心しました。 そして彼女をもっと見ることができなかった今回のガラは 少し残念なものなんだ、と思ったものです。 ダンサーはガラでは比較されるものですから、仕方なし。 後半に入って 「海賊」。 これは 菅井円加さん。彼女のダンサーとしてのキャラに合っていないように思ったが 基本はできているなあという印象。 ダンサーは基本ができていればどんな踊りも見せることができると思った次第。 グネーオは世界バレエフェスで見たときよりも、 軸のぶれない踊りの中でゆったりと自分の踊りを見せることができるようになったと思った。 もっとダイナミックに踊れるはずなのだが、、、。これはドン・キホーテでの感想。 「エディット」 このダンサー(ナンシー・オスバルデストン)も初見でした。 このような演目はよくあるよねえ、と思うのみ。 エディットピアフの歌がもっと前面に出てくればより良かったのだが。 「ABC」 コボーがいるから、このガラも このような状態でもまとまったのだろうな、と思う。 体のキレは十分にまだあるなあという印象。 会場もこの演目の振り付けとコンセプトに対して受けていた。良い演目だったと思います。 「マノン」寝室のPDD フォーゲルはこのためだけなのか?と思った反面 昔、世界バレエフェスの合間、上野公園を散歩していた時からすると 年をとったなあ、と思った。 しかし、コジョカルとの息もぴったりとあっていたので もっと見ていたかったし、この演目でのコジョカルを見ていると レベルが違う域に来ているなあと思った。 しかし冒頭の彼女自身の謝罪の内容でもあったように この踊りを踊ることで無理をして完治が遅れるような事態だけは避けてもらいたい。 ロイヤルでも同じような使われ方をして完治できなかった時があったと思ったけどねえ。 この踊りを見て、このような相反した気持ちになったことは事実。 「ドン・キホーテ」 キムが人気者になっていたことには驚いた。 そしてそれにふさわしい、立ち居振る舞いが身についていた。 グネーオも対抗していい感じで余裕感たっぷりと踊り、 木村さん、森川さんたちのドン・キホーテ、サンチョパンサなどとともに 東京バレエ団も決まってました。 東京バレエ団はこういう時に舞台で踊ることができるメリットは計り知れないなあ、と思う。 いい場数を踏んで成長していくものです。 キャスト大幅変更のわりに後味の良い公演でした。

中島みゆきさんの「セットリスト」らしい

中島みゆきさんの「セットリスト」らしい 1 一期一会 2 アザミ嬢のララバイ 3 悪女 4 浅い眠り 5 糸 6 ローリング 7 流星 8 最後の女神 9 齢寿天任せ 休憩 10 離郷の歌 11 この世に二人だけ 12 ナイトキャップ・スペシャル 13 宙船 14 あたいの夏休み 16 麦の唄 17 永遠の嘘をついてくれ 18 慕情 19 誕生 アンコール 20 人生の素人 21 土用波 22 はじめまして 以上 一応、聞いたところはこうみたいです。 本当のところはわかりませんが ラストツアーなので ツアー感満載かもしれません。 場所に寄り曲が変わるということ。 第一印象は まとめてきたなあ、というもの。 曲数は増やせないでしょうから、仕方ないですが 網羅的なコンサートでしょうねえ。 今、彼女がラストツアーとして これが良いと思って作ったセットリストを 私ごときがとやかく言うつもりもありません。 ただ、今回は 自分の人生を振り返るというよりも 彼女:中島みゆきの人生を 否が応でも感じてしまうと思います。 これからどんな活動を予定しているかわかりませんが 涙が止まらないシーンが増えそうな予感。 ハンカチを数枚持ち込むことにしました。 今書いていても涙が出て止まらない。 楽しみです。 やはり、一応これからも機会があればチャレンジするけど より多くの人に この瞬間を体験してもらいたいと思う。 ですから落選でも落ち込まないで1度きり取れた機会を堪能してきます。 当分先ですけどね。 最初と最後で涙が止まらないかもしれない。 いや途中も。

中島みゆき、米津玄師、落選続き

中島みゆき、米津玄師、落選続き 中島みゆきさんは本日初日 公式サイトはここ https://www.miyuki.jp/files/34/y10/tour-2020 本当に当たらないです。 本日のセットリストを見たらもっと当たらなくなります。 どうしても行きたかったですが 1回しか無理みたいです。 同じく 米津玄師。 本当に、すべて外れまくっております。 公式サイトはここ https://reissuerecords.net/live/ こちらもマジで当たらない。 さてと、 中島みゆきさんのセットリストはどうなることでしょう。 すごいらしいけどね。 なんて言ったって 新しいアルバム出しながらも ラストツアーです。 彼女らしく 潔く、事前に明言してのツアー。 そして「結果オーライ」

MASHIKAKU CONTE LIVE「リンドバーグ」 AT 博品館

MASHIKAKU CONTE LIVE「リンドバーグ」 AT 博品館 公式サイトはここ https://mashikaku.tokyo/work_02.html コントライブ、ってことで リンドバーグは出てきますが コントのネタです。もっと大きな流れのある夢のような物語を期待してしまった。 この肩透かし感も狙っているのでしょう。 さらには セリフを噛んだり、アドリブが入ったり そのアドリブについていけなかったり、その場その場しのぎ的な舞台でしたが その全体感も狙っているのでしょう。 こう思うのは、そして、下手だといわないのは、 映像でうまくつないでいるし、 会場で始まる前に流れていたBGMも少し私は真剣に聞いていました。 少し戸川純的な音楽だったけど、聞きに行っても誰だかスタッフは知らないだろうなと思ってやめてます。 それなので知らないまま。 あと この舞台と関係ないけど 昔、原宿に「ピテカントロプス」というライブハウスがありまして、そうですねえ、40年近く前ですが かなり面白いことをやっていたところがあります。そこで 東京シティボーイズがやっていた舞台を思い出しました。そんな感じというと わかる人はかなりの年配者でしょう。そして遊び人でしょうねえ。 まあ時代を超えても同じようなことをやっている人たちはいるということが 今回の舞台を見てわかった気がしました。 ということは 東京シティボーイズは ソロ活動もしっかりとこなして今では熟練俳優にそれぞれがなっている感があるので 彼らもその道があるのかな?とか やけにいろいろな細かいことを考えながら見てしまってました。 そして女性陣はやはりきれい。 いま普通の子がアイドルをやったり、役者をやるというけど、どこかで 見られることにより、よりきれいになっていくんでしょう、というのも今回感じました。 ただ日替わりゲストが声優の女の子でしたが(名前忘れました:ただ会場にはファンがかなり来ておりました。 また彼女は初日の観客であって、その私が出るとは?それも一昨日にオファーがあって、そのオペレーションは普通じゃない、なんてことを言っておりました) このようなつながりもどんどん舞台のために積み重ねていくといろいろなことができると思う。 それでなくても 映像なんかもうまく使っているので 間延びはしない。 するとしたら アドリブになってグダグダになっていい加減になったときの姿かな。しかし この舞台はそれも味として考えている節があるので、 ダメ出しはしません。 ただ一点感じたことは 女優に対して男優が平均年齢が高いことかな。 もう一点は だらだら感は、休憩も込みでもいいと思ったことかな。 そんな感じの感想でした。

公式サイトはここ https://mashikaku.tokyo/work_02.html コントライブ、ってことで リンドバーグは出てきますが コントのネタです。もっと大きな流れのある夢のような物語を期待してしまった。 この肩透かし感も狙っているのでしょう。 さらには セリフを噛んだり、アドリブが入ったり そのアドリブについていけなかったり、その場その場しのぎ的な舞台でしたが その全体感も狙っているのでしょう。 こう思うのは、そして、下手だといわないのは、 映像でうまくつないでいるし、 会場で始まる前に流れていたBGMも少し私は真剣に聞いていました。 少し戸川純的な音楽だったけど、聞きに行っても誰だかスタッフは知らないだろうなと思ってやめてます。 それなので知らないまま。 あと この舞台と関係ないけど 昔、原宿に「ピテカントロプス」というライブハウスがありまして、そうですねえ、40年近く前ですが かなり面白いことをやっていたところがあります。そこで 東京シティボーイズがやっていた舞台を思い出しました。そんな感じというと わかる人はかなりの年配者でしょう。そして遊び人でしょうねえ。 まあ時代を超えても同じようなことをやっている人たちはいるということが 今回の舞台を見てわかった気がしました。 ということは 東京シティボーイズは ソロ活動もしっかりとこなして今では熟練俳優にそれぞれがなっている感があるので 彼らもその道があるのかな?とか やけにいろいろな細かいことを考えながら見てしまってました。 そして女性陣はやはりきれい。 いま普通の子がアイドルをやったり、役者をやるというけど、どこかで 見られることにより、よりきれいになっていくんでしょう、というのも今回感じました。 ただ日替わりゲストが声優の女の子でしたが(名前忘れました:ただ会場にはファンがかなり来ておりました。 また彼女は初日の観客であって、その私が出るとは?それも一昨日にオファーがあって、そのオペレーションは普通じゃない、なんてことを言っておりました) このようなつながりもどんどん舞台のために積み重ねていくといろいろなことができると思う。 それでなくても 映像なんかもうまく使っているので 間延びはしない。 するとしたら アドリブになってグダグダになっていい加減になったときの姿かな。しかし この舞台はそれも味として考えている節があるので、 ダメ出しはしません。 ただ一点感じたことは 女優に対して男優が平均年齢が高いことかな。 もう一点は だらだら感は、休憩も込みでもいいと思ったことかな。 そんな感じの感想でした。

正しいオトナたち  AT グローブ座 公式サイトはここ

正しいオトナたち  AT グローブ座 公式サイトはここ https://www.tadashiiotonatachi.com/ これは面白い戯曲だと思いました。 メンバーも揃っているし、 舞台の大道具関係はしっかりと作りこまれているし 良質の内容でした。 この戯曲は数年前 映画にもなったのですが ジョディフォスターはいい感じで ケイトウィンスレットも味がありました。 この映画とは別の魅力が 今回の舞台にはありました。 それは、役者の個性です。 真矢ミキさんは少しおちゃめな役柄で 一番まともだったんだろうな、という役を 存在感十分に演じておりましたし 中嶋朋子さんは舞台で見るのは初めてでしたが きれいでした。 この二人で特に思ったのは 今回の逆の役でも それはそれなりに面白いのではないかということでした。 この戯曲って、 このように 逆パターンで演じ分けてみるというのも 一つの演出の延長になるかと思った次第。 ないしはダブルキャストとか。 岡本君は 久しぶりでしたが ジャニーズ時代 かなり若手のころは 蜷川さんの芝居で拝見して 木村拓哉さんなんかとともに、芝居のチケットの購入の難易度を あげてくれていた人なので あまりいい印象はないんですが 年を重ねて、いい中年になってきました。 近藤方正さんは安定している。 この二人も同じく、逆の役を演じたら また行きたくなるような舞台でしたねえ。 戯曲の作者は このように、同じ人が違う役を演じてみるというのも 念頭に入れていたのではないか?と思ってみていました。 そのくらい、役にはまっているようで 実は誰の心の中にも人には見せないものがある、という感じは よく出ていた。 だから、逆も面白いと思ったのです。 まあ、まさにアンサンブルの芝居ですが その絶妙な駆け引きは 初日から重ねた日数が物語っているんだなあ、と思えるほどに 息がぴったり合っていた。 その昔 よく文芸坐のアトリエ公演に通っていたのですが あの感じを思い出しました。 しかし今回は舞台の上はスター。 またはテレビでよく見る顔。 (別に誰がスターで、だれがテレビでよく見る顔というわけではないんですが) そのよく違う役で見るということも 今回の役においては 違った一面なのかと、 各自のキャリア自体までも 今回の役作りに加わっているかのようでした。 さてとどんな感想を持つかはあなた次第。 私個人は 中嶋朋子さんの役が見せる本性が一番好きですけどね。 どうだか?あのままみんなで酔いつぶれたら また違う展開なんでしょうから?笑い アンサンブルの面白さを楽しんでください。それって芝居のだいご味ですよ。

「マクベス」by 「DULL-COLORED POP」  at KAAT

「マクベス」by 「DULL-COLORED POP」  at KAAT
公式サイトはここ
http://www.dcpop.org/

 90分のマクベスです。まあ内容はご察しの通り。
それに冒頭から、
3人の魔女たちが、歌う。場所はどこなんだろう?
でも雰囲気はキャバレーかな。
少しきわどい衣装でもあるし、
体のラインはそこそこ、お見せいただける、というか
あなた、股を広げすぎだよ、と思う私です。
この歌はオリジナルなんでしょうねえ。
歌詞も、そこそこマクベスの魔女をしてました。

私は初めてこの劇団を見るので
この魔女たちがマクベスの中でも役を割り振られているんですね。
はじめのうちは全く気が付かなかった。
そうそうキャバレーもどきのレビューぽい踊りと歌は
少しジャズっぽい。それもディキシーランドジャズぽいテイストだったと思う。
ラグタイム系だったかな。そこは現地で確認してください。
ロックではない。
ロックだったらかっこよかっただろうにとは思います。
それはこの劇の終わりとリンクすると思うねえ。
終わりが特殊なんですよ、今回の芝居は。
全体を通した音楽でいうと
劇全般にピアノ中心に良いメロディーがつけられており、
なんというか、
時の流れの中で、登場人物の心の機微が表現されているようで
すごくここは共感しました。素晴らしい音のつけ方です。これは驚いたところ。

それとこれは書かないといけないか。
夫人の入浴シーンがあるんです。一応、ヌーブラをつけているけど、
まあきわどいシーンには変わらない。
劇団のスタンスなんですが、これは池袋の劇場ならばヌードで、KAATなら
ヌーブラなのか?もともとヌーブラで行っていたのかはわかりません。

話は飛びますが
ダンスで
20数年前
横浜でピナバウシュが来たとき、ほかのダンスカンパニーが
舞台上のヌードになったのですがクレームが来て初日で終わったということもありました。
ダンスの場合は身体表現なのであまり目くじらを立てる必要はないと思いますけどね。

話を戻して
いろいろと独自の解釈も入れながら、話を膨らませるところは膨らませて
進んでいきます。
それは
ある程度分かるようにできている。
この流れについては私も全く異論はございません。それで十分かと思う。

ただし、演出とか、演技の問題ではなく
自分の罪を感じて気がおかしくなるシーンの象徴の一つ、
手の血を幻影で見てしまうシーンを見て、
私は、マクベスはまだ、犯罪が今ほど不条理な時代に書かれたんだなあ、と改めて
思った。
今の犯罪は本当におかしいからねえ。この異常さの反面教師のように感じました。
そんな感じで、いろいろと自分たちの味を付けくわえながらも
楽しそうに演じているのを見ていると応援はしたくはなる。
ただ、劇場の舞台が大きすぎた感はあるね。
あそこはスタジオなので横も奥行きも意外とあるんで、そこは苦労しましたね。
それは見ていてもすごくよくわかりました。だから劇の空間に本当の空気の空間が入り込んでしまう。
芝居と観客が距離感があるんですよ。
それを
花道や、四方からの登場などで補ってはいたけど、限界はあった。しかしそれは批判ではなく
仕方ないかなあ、という程度。

最後に、
昨今の国会中継ネタががでて、終わり方は本編と違う。
そう、自分たちの問題を押し切ってしまう強引さがあった。それを書いたからには
マクベスも現代ではあのくらい異常性を持っても普通にその地位は保全されたということを言いたいと
解釈しましたよ、私は。

ここ感じたら、拍手です。
初日のせいか、ここで終わるだろ?
三島さんの「わが友ヒットラー」張りの終わり方ですよ、と思っていました。が拍手は起きなかった。

これも客層と舞台側と少し温度差があったのかな、と思いました。

まあ初日ということでは
セリフがあやふやなところも多々あったけど、
女性陣がかわいいので許そう。
まあ男優も
だれだれに似た感じの人というのはいました。
今どきの劇団は有名になる人と、それもどきの人との差が本当に紙一重なんだなあとここでも思った次第。

サクッと楽しめる、エロイ「マクベス」というべきかな?
いや、エロさの中に、人間とは、それに弱い存在なんだよな、というのが隠れている気がする。
エロさを出すと、テーマを変えて付け加えてもOKだぜ、みたいな。
でも
見ておいて損はないと思います。演出は1980年70年代とかのテイストがあるかな。
既視感が至る所にありました。そしていろいろな芝居を思い出しました。
でもそれらの芝居からすると
女優陣は圧倒的にかわいいですよ。女優もだれだれに似ているというのはありました。
本当に紙一重の世界なんだなあと思う。
変な感想でしたが、
見るなら、
途中、シャンパンが配られる席でどうぞ。あのシャンパンはおいしいですよ。これもネタバレか。

芝居「常陸坊海尊」 AT KAAT

芝居「常陸坊海尊」 AT KAAT
公式サイトはここ
https://www.kaat.jp/d/kaison
久しぶりに唸るような舞台を見た実感がしました。
「うーん」という声しか出ないような後味でした。
しかしそれは素晴らしさゆえ出た言葉であって
ここまで作りこまれているとは思いもしなかった、というのが実の感想です。

そして「月の光」のピアノを際立たせる、スピーカーの配置。さらに低音を加えた響き具合など、
観る者へ何かを問う感じでもあると思っていました。
実のところ、この戯曲を知らないで見たのですが、まさに自分へ問いかけられるような終わり方をしました。
たぶん、1幕、2幕、3幕と別れているのでしょうが
3幕のあの激しさはとてつもない結論となる。そして観ている私へも問いかけてくるような
強いメッセージがありました。
導入部分の1幕(としておきます)でも
源平合戦の時代と現代とごちゃごちゃな設定なんだな、この後どこで接点ができるのだろう?
と思っていた私が馬鹿だった、と思いましたね。
その次元ではなく、
いつの時代も人間の中にある後悔というたぐいの気持ちを扱った普遍性があるんだと思ったときに
激しい情動が私の中に走りました。

いろいろな登場人物に
それこそ、題名の人物たる特徴をつけて、舞台の場所も
それなりに説得力のある場所であり、
いる源平時代にタイムスリップしてもおかしくはない状況は揃っていました。
ですから
こちらの飢餓感をあおってきたんです、この戯曲は。
しかしその期待は裏切られ、
唯一、
源平時代と
太平洋戦争の負け組という位置づけでは
かぶるな、というだけでした。
でもね、それも2幕までの感想なんです。
圧倒的な存在感を示したのは3幕目なんです。
これは全く予想を覆してくれた。
これだけきれいにはまるとは、と思ったものです。

ですから「うーん」という言葉が出てしまう。
これは考えされられた自分に対してと
予想通りの展開ではなかったことに対して、
さらに想像を超えた展開を提示した舞台に対して唸ってしまうのです。

でもこういうのって芝居のだいご味でもあると思う。

私から言えるのは
静かな流れの中に
大きな情念のうねりがあり、それを時代を超えて飲み込んでしまう
迫力に圧倒されたということです。

神隠し的な要素も
長く生き延びたという要素も
すべて伝説でもある。その伝説を再現しているのかというと
決してそうではない。
逆に伝説に忠実な方がすごく劇的なシーンも多く面白いに違いない。

いや、この「劇的」という言葉はどういう意味なんだろう?
この舞台に「劇的」な要素はなかったのか?そんなことはない、そこいらじゅうに
散りばめられている。
では何と言って人に話そうか?
淡々とした中にも、大きな動きが最後にきっちりと収められてそのまとめ方が
素晴らしい、というか?それでは全く伝わらないな、この舞台の迫力は、と思うのです。
でも「迫力」という言葉を使うと
それを期待して観に行くと必ずと言ってよいほど肩透かしを食らうでしょう。
また、「古典劇」というと、それも間違い。
とにかく人に紹介しにくい舞台なんだが、なんというべきか言葉を選んでしまう。
でもね
劇的空間は確実にそこにあり、物語の展開に度肝を抜かれることはある可能性があると思います。

なかなか再演が難しい演目のような気がしますので今回を機に観に行かれてもよいかと思います。

役者に関しては
白石さんを除いて弱い部分はある。しかし物語がとてもとても良いです。
本当に
本物に出会った気分です。
何を言ってもピンとこない人は見ないでしょうし、迷っているなら見るべし、かな。感想は。

ちなみに休憩10分が2回なのでトイレタイムにならない可能性が高いのでご注意を。
ここまともに20分25分取ったら歌舞伎公演と同じような時間になります。
10分2回で3時間10分。
カーテンコールあり。

最後に「うーん」。いやあ、すごいわ。

今年はラグビーの一人勝ちだったな

今年はラグビーの一人勝ちだったな
ワールドカップのチケットを買ったときは
成功するのか?なんて言われていたし、
周りでチケット買っている人は皆無で、話題にすら上がっていなかった。

私自身もマイナースポーツで仕方ないな、と思っていたんですが
いざふたを開けてみると
結果的にラグビーの一人勝ちの様相がある。
ほぼ同時期にやっていた、
バレーボールは全く話題にならなかった。
それは関係者の中では盛り上がったのだろう。
それに世界陸上、
野球の日本シリーズ、みんな話題にならなかった。
巨人が4連敗で負けたことなんて、いまだに知らない人もいることだろう。

さらにjリーグでさえ影を潜めている。
思い起こせば、
jリーグが発足する前は
ラグビーの方が動員力があった。特に大学ラグビーは華やかなものでした。
今回も
対抗戦では早明戦はかなり面白い試合になるんでしょう。それでも
ワールドカップの盛り上がりとは違う。

サッカーに関しては世界スポーツであり、まあ一時的に影に入った感じだと思う。
それにjリーグもいい感じで、実業団サッカーから転身して歴史を積んでいる。
これは大丈夫でしょう。
街でもサッカーの道具を持った子供は多い。
ただ野球に関しては
先の4年に一度の大会も視聴率レベルでも決勝でさえ、日本戦なのに視聴率はラグビーほどではない。

なんで、こんなにも今回のラグビーが脚光を浴びたのだろうか?
日本が勝ったのが大きいという。

この意見も正しいと思うが
画面から、ガチのぶつかり合う音や姿の迫力が
スポーツとはこういうもののことを言うのか?というものを改めて提示してくれたのではないだろうか?
単純明快に前に進むだけのスポーツ。しかしそれを行かせないと守るディフェンス。
単純だけど気合の入ったプレーに引き込まれた人も多いのではないでしょうか。

こんなに盛り上がると思わなかったし、
あの高揚感に匹敵するものが
あの後のスポーツにもあまりないのが恐るべきことだと思う。

ボール競技でもあって体と体がぶつかることの迫力に目覚めた人も多いことでしょう。

ほかの球技はボールが飛ぶんですよね。ですからボールに合わせることの難しさがあると思うんだが、
今年はなぜかラグビーですね。

来年のオリンピックも同じく盛り上がってほしい。ただ気候には要注意ですね。観る時も無理をしないでほしい。

ラグビーに関しては
「ノーサイドゲーム」は今見てみると
今回のワールドカップを予見するかの展開ですし、すごく導入にはいい解説が入ったドラマでしたね。