はい、オリンピック全部落選

はい、オリンピック全部落選
早朝から確認はしていたんですが「落選」の確認をしたら
すぐに画面が購入手続きに移行するので
そんなものなんだ、と思ってしばらく待ったら
先ほど正式にメールが来て
「落選」らしい。
簡単に落選というけど、どれが落選かと思っていたら
申し込んだ競技
すべて落選みたいです。

さすがにこれは想定外で
全部買える心配は杞憂としても
いくつかは引っかかると思ったが
無理でした。
確かに、行くところの人のレベルにおいて
余裕がありそうな人たちと話していると
みんな申し込んでいる。

しかし
ふと地元でこの話題をすると
ほとんどの人が申し込んでいないんですよ。だから期待してしまった。

昨日もせっかく
青年館に出かけて
建設途中の新国立競技場を見てきたのに、残念です。

ただ、私が申し込んだのは
何とは言いませんが
世間で、人気とされるものばかりです。

だって知らない競技観に行っても仕方ないでしょう?
それも予選なんて、、、。

そう思える人は当選したでしょうし、
私と同じ考えの人は落選祭りかな?

これでボリショイバレエも行けるな。surfaceも買えるな。
本日から旅行業界も急に動くのではないでしょうかねえ。

私個人的には甘い申し込みではなかったし
総額異常な高値でしたが
全部落選とはねえ。
唖然

まあ気が楽にはなりました。開会式とか30万だもんね

舞台「R and J」  at 青年館ホール

舞台「R and J」  at 青年館ホール
公式サイトはここ
https://rockopera-rj.com/

ロミオとジュリエットです。
そして演出は早稲田の鈴木さん。早稲田の劇研って
この世代、かなり強いですよね。
確かにこの世代は昔よく観に行きました。

ということで
大音量の中幕があけます。
その前に
会場後出演者が客席でパーフォーマンスを繰り広げるので
早めに到着するほうが良いかもしれません。

この、パーフォーマンスで一応客席は
参加型なんだと自覚すると思う。

そしてあの大音量。大丈夫か?と私は思いました。

まあ、それも芝居なんで
セリフの時は当然音がなくなる。
メリハリにはなりました。

そして、坪内逍遥先生の訳での
狂言回しが出てくる。

ここではっと気が付く。「読んでいない」
そう坪内先生翻訳を読んでいないのだ。

なるほど、と逆に感心してしまう。

あとはロミジュリのストーリーを追っていくだけ。

違うのが
キャピレットの方が「白」で少し体制側になっている点かなあ。あの超えられない一線
というのが
いわゆる階級闘争みたいな側面をも感じました。
モンタギューの方は「黒」
まあ、いま議論されている
ベイシックインカムの中、所得は維持されている層。でもはじける余裕はない、と言った
階級闘争における労働者階級のそれです。

ロックオペラとありますが
舞台はほとんど変わらない。
そして音楽が
ドラムスは見えなかったがギターとベースは舞台上演奏されている。それに楽曲の時は音が少し大きめで
そこそこ派手になっていました。
歌は、ほぼ生歌。補正されているコンサートばかりに行っていたので
これはすごく新鮮でした。
ってどんな感想かと思うが、、、。

あとテーマ曲に関しては
会場もかなり参加型で振りもあり、手拍子もありで
楽しい空間ではありました。

でもあのテーマ曲はポップスだよね。
ロックオペラというのは
階級闘争を半分におわせているからで、
実際は音楽劇くらいに考えていれば十分です。

楽しいけど、究極のすごいオチがありまして、
それは
となりの女の子、終わった後
「ロミオとジュリエット」ってこんな話なんだ、と友人に話しかけているのが聞こえたとき。

これ、そのままパクって
最後狂言まわしに、「これが、ロミオとジュリエットの話です」くらい言わせたら
すごくおもしろいと思う。

バルコニーのシーンはなし。あのシーンの
同レベルでの
バルコニーにおける、ロミオとジュリエットの重唱はいい感じの歌でした。
そのあと、導かれて
二人が再会するのは同じ部屋。

小細工は、いろいろと仕掛けてあり、ロミジュリの話が
少し、違う話にうまく転換されている、
現代的なストーリーでした。

会場、誰のファンかわかりませんが20代の女性中心なのでご注意を。
陣内さんはその中で頑張ってます。元ロッカーの面目躍如。