ショージとタカオ、映画です。
公式サイトはここ
http://shojitakao.web.fc2.com/
布川事件という
恥ずかしながら、存じ上げない事件をテーマにしております。
免罪事件についてのドキュメンタリーなんでしょうが
、私には
人生が刑務所などという場所によって歪曲された男２人の
中年以降の人生についての一考と私は捉えました。
この意見は
まったくこの映画の趣旨と違うので
あくまで個人の意見ですが、
釈放された当日の２人の様子が
なんとなく初々しくて、そこから、生活を再構築していくさまが
描かれているような気がしたからです。
気になったのは、仕事が、ころころと変わっているということでした。
まあ、いろいろと、人権に関する運動、免罪についての運動などが入るので
長くいることが出来ないのでしょう。
しかし、ここだけは、強調したいのですが
２人とも
５０歳からの再出発で、結婚もして、すごく安定した生活を送っているような
最後の２組の写真でした。
この写真を見たときに
本当に、精神が開放されました。こういう終わり方は
私はすごく好きだなあ。
結末は
２人の人生の再出発の中で見つけた、普通の生活。それがなしえないような状況
から始まったので、私までうれしくなりました。
また２人が成長していくさま、
時間を越えて、今の日本に馴染んでいくさまは、頼もしかった。
他にも
メインのテーマとして、警察、検事、などの問題も含んでいるのですが
そこには触れておくのはやめておきましょう。
もしチャンスがあれば見ると
何かを感じることと思います。音楽は、スライドギターなども入ったブルース調
の音楽も雰囲気を出しておりました
